2019年11月23日

母の老眼鏡

母が他界してから、丸10年、今日は、母の命日、勤労感謝の日。
幼い時から、昼夜問わず母の働く姿を見て育った。母が旅立つ日を、神様が選んでくれたのだろうか。そんな気がしてならない。
道行く人の後ろ姿が母に似て、ふと目で追い、喪失感、涙が溢れた日々、10年の時が少しずつ包んでくれた。
私も母になり、齢を重ね、子供達が成長し幾つになっても、母としての思いは子供達が幼い頃と同じ。順風満帆には歩めなかった私を、かけがえのない娘だからと言ってくれた母。きっと母も、おばさんになった私に、幼い頃と同じ思いを重ねてくれていたのだろう。
母が生前、元気な時にかけていた老眼鏡、10年前は、度がきつく頭が痛い程だったけれど、最近、ドレス補正などの細かい縫い物や、針糸通しに掛けている。手元が明るく見やすい。母が使っていた年齢に近くなって来たのだろう。
さぁ仕事が終わった、帰ろうか、と、今日も眼鏡をバックの中に。傍でいつも見守ってくれている気がする。
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posted by えっちゃん at 12:09| Comment(0) | 日記